めまい・立ちくらみ | 神戸市須磨区鷹取駅前 鍼灸(はりきゅう)・整体ゆるり治療院

神戸市須磨区鷹取駅前 鍼灸(はりきゅう)・整体 ゆるり治療院。鍼灸師の視点から健康づくりのお手伝い!

鍼灸(はりきゅう)ゆるり治療院

めまい・立ちくらみ

めまい発作は想像するよりも辛いものです。

激しいものになると、その場で吐いてしまうこともあります。

「めまい」や「たちくらみ」とはどの様なものなのでしょうか?

私たちの耳の機能には、「聴く」ための聴覚と「体をまっすぐに保つ」ための平衡覚があります。

それぞれの機能が傷害されると、様々な不調が現れます。

聴覚異常であれば 耳鳴りや難聴を、

平衡感覚異常であれば めまいや立ちくらみが起こります。

 

どうして起こるの?

平衡感覚の制御は勿論、脳で行われますが、そのため情報感覚器はいろいろあります。

視覚(見る)、皮膚感覚(感じる)、足の裏の圧・触覚(踏みしめた感じ)、そしてちょう平衡覚です。

これらの感覚を総合することで、脳は身体を平衡に保つ事が出来ます。

この中でも内耳にある平衡覚は特別なものです。

脳は「他の感覚は遮断されるかもしれない。」ことを想定出来ています。(見ない、厚着をする、水に浮かぶなど。一時的に無くても、ある程度平衡であることはわかります。)

よって、感覚情報源としては補足的なものといえます。

しかし、内耳の平衡覚が絶たれることを脳は想定していません(出来ません)。

脳にとって内耳の平衡覚は身体を平衡に保つための最も重要な感覚器なのです

その内耳にある“平衡覚センサー”は左右にひとつずつあり、それぞれが感覚情報を脳に送っているのです。

仮に、その左右もしくは片方の内耳にある平衡覚センサーが何らかの原因 ( 炎症など ) でおかしくなってしまうと、左右の耳から脳内に入る情報が違ってしまいます ( 誤差が出ます )。

先にお話したように、脳は各感覚器からの情報を総合することで身体を平衡に保っていますから、正確な状況判断が出来なくなり混乱 ( フリーズ ) します。この混乱は身体全体に影響を及ぼします。

 

具体的な症状は?

めまい・立ちくらみ・失神などを、また ふらつき・つまずきなど運動障害(バランス障害)や、嘔吐・冷や汗など自律神経症状、が現れます。

更に、本人はめまいの原因が分からないために、「いつ再発するかもしれない。」という不安や、「私のめまいはこんな時に出る。」「あんな時にめまいは酷くなった。」等の不安要素が自覚の無い刺激となり、めまいを「習慣化・慢性化」させていきます。

そして、「習慣化・慢性化」により脳がめまいのパターンを記憶し、さらに反射的にめまいを引き起こさせるようになっていきます。

まためまいによる転倒の恐怖などから、身体は筋肉を緊張させます。特に目のまわりや首・肩、下半身の緊張が顕著となります。

この様にめまいのある方は、様々な全身症状や自律神経症状、それに付随する筋肉の緊張、そして精神的ストレスなどが影響してきます。

 

どんな治療をするの?

反応点治療では、中耳と内耳のどちらに原因があるのか、また、左右どちらの耳が悪いのかを検索確認して治療します。

平行して、めまい症状によって現れた筋肉の緊張をとる治療をします。

めまいは全身症状や強いストレスなどによって内臓にも大きなダメージをあたえますので、胃、肝臓、小腸などの周辺に現れる反応点へのアプローチも必要です。

先の尖った鍼だけでなく、こどもに使う「ローラー鍼(小児鍼)」なども有効です。

治療中に使用しますが、もちろんセルフケアにも使えます。

使い方や場所などは指導いたしますので、 ご自宅でのケアにお勧めします。

この様な治療によってめまいを抑え、症状の出にくい身体を作っていくことが出来ます。

 

 

お電話でのお問い合わせ・ご予約は078-754-8200へ メールでのお問い合わせ・ご予約はコチラから!
神戸市須磨区鷹取駅前 鍼灸(はりきゅう)・整体ゆるり治療院
神戸市須磨区鷹取駅前 鍼灸(はりきゅう)・整体ゆるり治療院